筵(むしろ)

就農して今年で4年目になります。
現在、野菜の播種・育苗作業が始まりましたが、ふと考えさせられることがありました。
この写真を見て下さい。

これは野菜の種を蒔き、発芽させるために保温している様子の一枚です。
昨年までは、さがほのかの2月定植の為に育苗ハウスに暖房を入れていたのでここまでの被覆はしていなかったんですが、今年は育苗していません。
また、この少スペースの為にハウスに暖房を使用するのはもったいないので「昔ながらの保温方法」です。
ビニールのトンネルに、保温マット、そして筵(むしろ)です。
自分は農家のせがれであるが昔の農作業のことは一切わかりません。
最近の保温方法はボイラーによる保温が当たり前の時代。
さて、これからの施設園芸野菜はどう変化していくのか、「昔ながら」との併用か、電力化か、それとも経費のかからない作付か、どうなるかな〜。